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提案のご紹介

【回答日】平成30年1月24日

天使ママへのサポート

【いただいたご提案】
 この声が佐賀県知事へ届くことを願っています。
 私たちは、死産や流産を経験した女性たちを支援する会を立ち上げ、亡くなった赤ちゃんへ小さなベビー服を贈る活動をしています。今現在、82着のベビー服を病院や個人宅へ届けています。
 だんだんと資金が必要になり佐賀県のホームページで知った資金調達をサポートする団体の協力もあり、クラウドファンディングなどで目標金額を超える多くの寄付をいただきました。
 新聞や全国紙で取り上げていただいたおかげです。
 これからも継続して活動していきたいと思っています。

 私たちの活動を知ってほしいという願いのほかに不妊・不育についても知ってほしいと思っています。山口知事は、妊婦の疑似体験や、死産された方が出版された際に対談をされたりしていたので、理解してもらえるという思いが強くあります。

 佐賀県内には、天使ママと呼ばれる子どもを妊娠・出産前後に亡くした母親がいることも知ってほしいです。小さく生まれた赤ちゃんは着る服もありません。戸籍にも載りません。そんな妊娠・出産を経験した方を少しでもサポートできるように活動しています。子育て支援とは子どもを無事に出産した後のことで、産みたくても産めない人、妊娠したくても妊娠できない人、不妊や不育治療を頑張っている人がいることも知って支えていってほしいと思います。少子化対策のためには佐賀県内の不妊治療をしている女性たちが妊娠することを諦めないことが重要だと思います。私も、子どもはいません。不妊治療を受けるためには金銭的な不安や仕事との両立といった問題があり悩んでいます。佐賀県が不妊・不育治療に理解とサポートのある県になって欲しいと思います。

【知事の回答】
 このたび、子育てについてのご意見をいただきました。

 大切なわが子を失う、そのお母さんやご家族のことを思うと私も本当に胸を締め付けられるような思いです。
 お子さまの誕生を心待ちに指折り数えていた日々が、突如として深い悲しみに包まれるという体験はとても推し量ることはできず言葉もありません、ただ、どうかご自身を責めることだけはなさらぬようにと願うばかりです。

 あなた様達が会を立ち上げられた経緯を知ったときに、私は心が震えるような思いを禁じえませんでした。

 あなた様も記事をご覧いただいたように、長女を死産されたことがきっかけで妊婦の写真を撮られるようになった方とお会いする機会がありました。その時に、流産や死産を経験し、苦しまれている方の思いを聞くことができ、「周囲はどんなサポートができるのだろうか」と考えました。
 人は大きな悲しみを背負ったとき、それを一人で乗り越えるのは容易なことではありません。しかしそんな時、周りの人の温かい気持ちやちょっとしたサポートが、悲しみを乗り越える大きな力になることがあります。
 今回、手縫いの小さなベビー服を贈っていらっしゃるあなた様達の活動を知り、その活動が悲しみに包まれたご家族の心を癒し、きっと大きな心の支えにもなっているだろうと感じて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 県では、不妊治療(人工受精や体外受精)の医療費助成や、不妊の悩みに関して「専門の医師、カウンセラー、保健師」が相談に応じるといった支援を実施しています。
 また、不育症については、原因や治療法が確立していないことや専門の医師が少ないことなどから、まずは、相談を受けるスタッフのための研修に取り組んでいるところです。

 死産や流産などを経験した方々の深い悲しみの涙が、赤ちゃんを迎える喜びの涙に変わることを祈りながら県としても精いっぱいのサポートをしていきます。

 このたびは、貴重なご意見をいただき、本当にありがとうございました。あなた様をはじめとする皆様の活動を心から応援しています。

■担当課
 健康福祉部 男女参画・こども局こども家庭課
 TEL:0952-25-7056
 E-mail:kodomo-katei@pref.saga.lg.jp

■不妊の悩みに関する支援
 不妊専門相談センター
 佐賀市八丁畷町1-20(佐賀中部保健福祉事務所内)
 TEL:0952-33-2298

■不妊治療助成の相談窓口
 佐賀中部保健福祉事務所 母子保健福祉担当 TEL:0952-30-2183
 鳥栖保健福祉事務所 母子保健福祉担当 TEL:0942-83-2172
 唐津保健福祉事務所 母子保健福祉担当 TEL:0955-73-4228
 伊万里保健福祉事務所 母子保健福祉担当 TEL:0955-23-2102
 杵藤保健福祉事務所 母子保健福祉担当 TEL:0954-23-3174