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提案のご紹介

【回答日】平成30年4月26日

高校野球最弱小県を返上せよ

【いただいたご提案】
 久しぶりに春の選抜高校野球に佐賀県から伊万里高校が出場、しかしながら結果は大敗。相手が悪かったとは言え佐賀県の高校野球は2007年に佐賀北高校が優勝して以来甲子園では一度も勝ててない異常事態ではないかと思われます。
 佐賀県は高校野球最弱小県として馬鹿にされている事実、優秀な選手はみんな佐賀を離れて有名高校へ野球留学、優秀な指導者が居ないという現実。
 本当にこのままで良いのでしょうか。何かしらの強化策など策を打たないといけないと思います。

【回答の概要】
 伊万里高校の初出場は、選手一人一人が文武に励みながら地道な努力を積み重ねてきたこと、そして地元の方々が様々な形で支えてこられたことが結実したものだと大変嬉しく思いました。

 高校野球に限らず、県内の優秀な選手の中には他県の学校や企業を進路として選択される方がいらっしゃいます。
 県では、佐賀で開催される国体を絶好の機会と捉え、スポーツが持続的に発展するための新たなモデルとして、今年度から「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」を推進します。


 スポーツには成長段階や競技レベルに応じてスポーツを「する」、選手引退後も指導者となり次世代の選手を「育てる」、県民が選手の成長や活躍する姿を「観る」、ボランティア団体や経済団体をはじめ様々な分野の方々がスポーツを「支える」の4つの面があります。SSP構想では、これらの「スポーツをする・育てる・観る・支える」という4つの面の裾野をより広くすると同時に、「トップアスリートの養成」という頂点をより高くするための施策を推進し、佐賀を拠点としながら国内外で活躍するトップアスリートの養成を目指します。

<教育委員会の回答>
 高校野球などの部活動は、学校教育の一環として行われており、多種多様な交流を通して豊かな人間性や社会性を育むこと、また、より高い水準の技能や記録に挑戦する中でスポーツの楽しさや喜びを味わうことなど、生涯にわたってスポーツを続けていく基礎をつくるといった、さまざまな教育的な意義があります。
 生徒たちは勝利をめざして日々の練習に取り組んでいると思いますが、勝利にこだわるあまり、部活動の本来の意義や目的を見失うことがないよう、指導者が生徒たちを正しく導いていくことが大切だと考えております。

 春の選抜高校野球大会では、限られた練習時間の中で創意工夫をこらし実力を高めたことや地域ぐるみの支援・取組を評価された伊万里高校が21世紀枠での甲子園出場を果たし、高校生らしく最後まではつらつと白球を追う純粋な姿勢が多くの県民の皆様に感動を与えてくれました。
 併せて、地域の方々を含んだ同校の応援団が、その躍動感あふれる美しい演出等を評され、優秀賞を受賞したのは、関係者の皆様が「する・観る・支える」それぞれの立場において、心をひとつにして大会に臨まれた結果であり大変意義深いことだと感じています。

 ご意見にもあるように、様々な分野で資質や素質を見込まれたり、高い向上心をもって高校進学の際に自ら県外の高校を選択する生徒さんがいらっしゃいます。
 スポーツの分野においては県教育委員会として、県が推進するSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)と理念を共有しながら、競技水準の向上を図るために、今後も指導者の資質向上につながる研修会を継続して開催するとともに、今回の伊万里高校のように「地域と一体となった教育」を推進するなど、生徒さんたちに、これまで以上に県内の高校に魅力を感じ、進学してもらえるよう努めてまいります。

■担当課
(スポーツの振興に関すること)
 地域交流部 スポーツ課
 TEL:0952-25-7331
 E-mail:sports@pref.saga.lg.jp

(部活動に関すること)
 教育庁 保健体育課
 TEL:0952-25-7234
 E-mail:hoken-taiiku@pref.saga.lg.jp