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きっと、もっと、はっと!

平成22年11月12日(金曜日)15時00分〜16時00分
さがグリーン・ツーリズム研究会


101112さがGT研究会A  知事が県内の様々な活動の場を訪問する“きっと、もっと、はっと!”。第22回目の今回は、「さがグリーン・ツーリズム研究会」を訪問しました。

 この研究会は、県内各地でグリーン・ツーリズムに取り組んでいる人たちのネットワーク化を図るため、平成21年1月に設立されました。グリーン・ツーリズムというのは、農村や山村・漁村で自然や文化、人々との交流を楽しむ余暇の過ごし方のこと。農業体験や自然体験、農家レストランや農家民宿など、それぞれの地域で特色を活かしたメニューが提供されています。この研究会では会員相互の情報交換や活動に携わる人材の育成、他県の実践者グループとの連携などに取り組んでいるそうです。
 知事は、県内のグリーン・ツーリズムの状況について、現場の生の話を聞きたいということで訪問しました。

 訪れたのは、研究会会長の藤瀬吉徳さんが佐賀市三瀬村に開いている農家民宿「具座」。佐賀県の農家民宿の第一号なのだそうです。知事も農家民宿に行くのは今回が初めてとのこと。納屋を改造した趣のある民宿の前には、宿の食事で提供するための野菜を作る畑やお客さんのための貸農園が広がっています。

101112さがGT研究会B  この日は、県内各地でグリーン・ツーリズムの活動をされている研究会の皆さんに集まっていただき、民宿の囲炉裏を囲んでの意見交換となりました。
 「お客さんたちに提供する食事というのは、普段の農家料理に何かアレンジを加えたりするんですか?」と知事。皆さんからは「特別な材料は使わず、味付けも田舎のそのままの味で出したほうが喜ばれますね」「『家』の『庭』で採れたもので料理するのが『家庭』料理。それでいこうと決めて続けています」また、「やっぱり自分で収穫したり、一緒に料理をしたり、体験・交流することで、おいしさも増すんじゃないでしょうか」というご意見もありました。

 グリーン・ツーリズムの集客ターゲットは主に都市部に住んでいる人たち。「福岡に向けて農業体験の募集を行うとすぐに満員になることもありますから、これからは福岡県へ向けた情報発信も必要になってくると考えています」というご意見に知事は、「福岡都市圏に隣接している佐賀のロケーションをどう活かすか。グリーン・ツーリズムの世界でもそれが求められていますね」
 また、知事からの「そうしてお客さんが増えていくと、忙しい時期がどうしても季節的にとか、土日に偏ったりすると思うんですが、それを平準化したいというのはありますか?」という問いに、藤瀬会長の奥さんのみどりさんは、「もちろん収益のこととかを考えれば年中お客さんが来てくれた方がいいんですが、でも一年中忙しいより、たまには暇なときもあっていいと思います。農業は本当に忙しいですから。忙しいときはめいっぱい働きますけど、冬場が寒い三瀬ではこの時期ちょっと冬ごもりです」実際、農家の忙しさに、お客さんたちも驚かれるそうです。「『田舎はのんびりしてるかと思ってたら、お母さんすごいですね』って。一日中動いていてびっくりすると言われます。体力もいるし、この仕事は『肝っ玉かあちゃん』じゃないと」
 知事も「確かに『田舎暮らし』イコール『のんびり』じゃないですよね」

 このほか、農村で子どもたちの宿泊体験を受け入れる際の「旅館業法」の許可について、今の規制では通常の農家(民家)の設備では一部難しいところがあり、農家民泊を広げるにあたっての課題となっているという意見がありました。知事は「いい宿題をいただきました。さっそく取り組んでみたいと思います」
 「皆さんのお話を伺って、県内各地でのグリーン・ツーリズムの活動の高まりが感じられました。これからもがんばってください」と三瀬村を後にしました。

 ということで、今回、さがグリーン・ツーリズム研究会を訪問しての、知事の‘気づき’とは?

★今回の“きっと”
 きっとグリーン・ツーリズムの波はこれからおおきくなっていくことだろう、ということ。

★今回の“もっと”
 農家民泊をやるにあたっては、旅館業法の許可に難しいところがあるという。もっと実情にあった取り扱いができないだろうか、ということ。

★今回の“はっと”
 「農村でのんびり」というのは実は違っていて、農家はとても忙しいのだ、ということ。

 今後も、佐賀県をきっと、もっと、元気にできる。はっ!とした気づきを求めて、さまざまな現場を訪問していきます。

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