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娘の想いをかなえたい!その願いから生まれた『〜井手麻沙子〜Peace&Heartチャリティコンサート』が、平成23年2月11日(金曜日・祝日)に佐賀県立美術館ホールで開催されます。このコンサートを主催する「麻の会」は、大腸がんのため26歳で亡くなられた井手麻沙子(いでまさこ)さんの生き方と音楽に対する想いをカタチにしていくために立ち上げられました。
きょうは、麻沙子さんの母であり、麻の会代表でもある井手節子(せつこ)さんが、古川知事を訪ねて県庁に。麻沙子さんの出身大学である玉川大学同窓会佐賀支部の深川忠久(ふかがわただひさ)副支部長も同席されました。
CDなどを紹介しながら、どんな方がコンサートで演奏するのか、知事にお話になる井手さん。演奏者は、麻沙子さんの同級生や先輩が中心で、昨年、東京で行われた偲ぶ会でも演奏されたそうです。「声をかけたら二つ返事で、『自分で良ければ喜んで』と来てくださって」と、井手さんは嬉しそうにおっしゃっていました。今回、麻沙子さんの故郷である佐賀に来ることも楽しみされているそうです。また、コンサートの曲目は、演奏家の方々が麻沙子さんをイメージして選んだとのこと。特にG.フォーレの曲は、麻沙子さんが病気が見つかる直前に当時在学していたローザンヌ音楽院の試験で弾いた思い出の曲だそうです。
佐賀で育ち、玉川大学からスイスのローザンヌ音楽院へ進学することになった経緯なども、話してくださいました。音楽談義で盛り上がるなか、知事がバイオリンを習っていた先生が、井手さんの中学時代の音楽の先生だったということが分かり、思い出話にも花が咲いていました。
このコンサートの収益金は、複数の団体に寄付されます。その一つが佐賀国際重粒子線がん治療財団。平成25年春、鳥栖市に開設予定のサガハイマット(九州国際重粒子線がん治療センター)の運営を行う財団です。「センター開設を待っている方もたくさんいらっしゃると思うので、早くできてほしい」とおっしゃる井手さんに、「ご寄付を思い立っていただき、本当にありがたいと思っています」と、知事は感謝の気持ちを伝えました。
闘病中も体調のよい時はバイオリンを弾いていたという麻沙子さん。「皆にがん検診を受けてと伝えて。がんは早く見つければ、怖い病気じゃない。私のように夢をあきらめなくてすむように」とおっしゃっていたそうです。チケットはほぼ完売とのことですが、音楽仲間が奏でる音色にのせて、麻沙子さんの想いが多くの方に伝わっていけばと思います。
以上、現場からお伝えしました。
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