こちら知事室です トップ現場からお伝えします平成23年12月> 12月26日
文字サイズ 文字の大きさ|小 文字の大きさ|中 文字の大きさ|大
アイコン 現場からお伝えします
平成23年12月26日(月曜日)年末多忙な事業所訪問A野中蒲鉾株式会社

 年末多忙な事業所訪問の第2弾として、きょう古川知事が向かったのは、佐賀市西与賀にある野中蒲鉾株式会社。おせち料理を彩る“かまぼこ”をはじめ、ちくわ、天ぷらなどの定番商品から魚肉を使ったドーナツなどのオリジナル商品まで、様々な魚肉練り製品の製造・販売をされている企業です。その他、かまぼこを作る楽しみや出来立てのおいしさを体験してもらおうと、製造体験ができる「かまぼこ体験工房」や工場見学を実施されるなど、お客様とのつながりも大切にされています。

 製造工場に隣接している直売店には、お正月も近いということもあり、主力商品であるおさしみ蒲鉾やちくわなどを買い求めるお客様が途切れることなくいらっしゃいます。12月に入るとお客様もぐっと増え、きょう26日から30日までがピークを迎えるそうです。「忙しい時期とそうではない時期との違いがあるとしたら、どんなところでしょうか」と知事がたずねると、 「もちろん製造量もですが、出るアイテムが変わります。秋口からはおでんがおいしい季節になりますし、12月ともなれば贈答品が増えますからね」と野中社長。説明を聞きながら知事は「そもそも冬場というのは商品が動く時期で、それに加えてお正月だから、さらに忙しくなるんですね」と合点がいった様子。

 きれいにディスプレイされたかまぼこや伊達巻を見ながら、知事は質問を重ねます。「お正月に準備するものが時代によって少しずつ変わっていますか」との問いには、「最近では、おせちは家で作らず、買ってきたおせちに隙間ができたら、そこにかまぼこを入れたり、伊達巻も一本は食べきれないからとハーフサイズがよく売れますね」と。

 知事がふとお店の奥に目をやると、そこでは贈答品用の商品の箱詰めが忙しそうに行われていました。いつもは「かまぼこ体験工房」になっているこの場所も、配送のピークとあって臨時の作業場です。知事が天井近くまで積み上げられた箱にびっくりしていると、「この箱が全部なくなるんですよ」と野中社長はとても嬉しそうな表情をされていました。

贈答品用の商品を化粧箱に箱詰めをされる従業員のみなさん  かまぼこ体験工房や工場見学には、県内外から多くの子どもたちがやって来るそうです。「子どもたちに『蒲鉾はどんな時に食べる?』と聞くと、『ちゃんぽんで食べる』という子どもがけっこう多いんです」とおっしゃる野中社長に、知事が「どんなふうに食べてほしいですか」とたずねると、「理想としては生で」と瞬時に答えが。そして、「実は、ちゃんぽんだとかまぼこは少ししか使いませんから、できればそのまま召し上がっていただきたいですね」と笑いながらおっしゃっていました。

 このあと、知事は製造ラインの見学へ。窓越しに下をのぞくと、キレイな焼き色のちくわがラインを流れていました。「ちくわは一般的に短いものが多くて、長いちくわは佐賀独特のものなんです」との野中社長の解説に、「これ(長いもの)が普通じゃないんですか」と目を丸くする知事。さらに、「丸天の中にささがきのごぼうが入っているのも、佐賀独特と言えると思います」と言われ、「こんな身近なものにも地域のカラーがでるんですね」と、新しい発見をしたかのように驚いていました。

 帰りの車中、「最近では12月になっても暖かかったり、旬でなくとも食べたいものがいつでも食べられるようになるなど季節感が薄れてきていますが、こうして『お正月』に向けて大忙しという活気あふれる人達を目の当たりにして、私も元気をもらった気がします」という知事。そして「年末は繁忙期ということもあって、今回はかまぼこ作り体験はできなかったけど、いつか自分が作ったかまぼこでお正月を迎えてみたいね」、最後に「お忙しいところお邪魔しました」と。

 以上、現場からお伝えしました。
「現場からお伝えします」トップに戻る トップページに戻る
Copyright 2006-2012 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。