こちら知事室です トップ現場からお伝えします平成24年1月> 1月17日
文字サイズ 文字の大きさ|小 文字の大きさ|中 文字の大きさ|大
アイコン 現場からお伝えします
平成24年1月17日(火曜日)第5回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰式

 みなさん、ユニバーサルデザインという言葉をご存知ですか。ユニバーサルデザインとは、一言で言えば「すべての人にやさしいデザイン」。手を加えなくとも、最初から障害の有無や年齢、性別、人種等にかかわらず利用しやすい製品や環境をデザインするという考え方で、これからの社会にとって大変重要なコンセプトであるといわれています。

 佐賀県では、「三世代みんなが安心して暮らせるまち」を基本目標として、まちづくり、ものづくり、ソフトづくり、意識づくりを含めた総合的なユニバーサルデザインの取り組みを、県民協働で全県的に推進しています。その中でも代表的な取り組みが、本当に身障者駐車場を必要とする人に利用証を交付することで駐車スペースを確保する「パーキングパーミット制度」。佐賀県発のこの取り組みは、今では全国23府県で取り入れられ、来月には九州・山口8県で相互利用もできるようになるなど、まだまだ広がりを見せています。

  きょう、古川知事は「第5回バリアフリー化推進功労者大臣表彰式」に出席するため、国土交通省を訪れています。平成19年に創設され、今年で5回目となるこの表彰。誰もが移動しやすいまちをつくるというバリアフリー化の推進に多大な貢献が認められた個人又は団体が表彰されるもので、今回は4団体が受賞。佐賀県も、「パーキングパーミット制度」やバリアフリー化されたトイレを誰でも利用できるよう開放する「みんなのトイレ協力制度」などの取り組みが高く評価され、都道府県として初めて受賞しました。

 表彰式が始まると、まず秋山哲夫選考委員長からの講評が行われ、「佐賀県の取り組みは、簡単にできることではない。様々な難しい課題をクリアした上級者コースである」と紹介されると、知事も思わず顔がほころびます。

 続いて行われた受賞事例報告では知事自ら壇上に立ち、取り組み事例を説明します。「ユニバーサルデザインやバリアフリーは障害等を持つ方への配慮ではなく、当たり前のものという観点で取り組んできた」と、パーキングパーミット制度やみんなのトイレ協力制度だけでなく、歩道段差のスロープ化や学校などの県立施設のユニバーサルデザイン整備などについても事例を紹介。会場に集まった関係者の方々も知事の説明に耳を傾け、メモを取る姿があちらこちらに見られます。最後に、お祝いに駆けつけてくださった佐賀県ユニバーサルデザインアドバイザーであり、パーキングパーミット制度の提案者である山崎泰広(やまざきやすひろ)さんからもコメントをいただき、あっというまに約10分の持ち時間は終了。それまで取り組み事例に聞き入り、静寂だった会場は大きな拍手に包まれました。

受賞後、パーキングパーミット制度の提案者である山崎泰広さんと知事の記念撮影 その後、前田国土交通大臣から表彰状を受け取った古川知事は、記者の方から「今後の目標は」と聞かれ、「まずは、今県内で約1,600施設あるパーキングパーミット制度の協力施設をもっと増やし、ユニバーサルデザインやバリアフリーの認知度をもっと高めること。そしてゆくゆくは全国どこでもパーキングパーミット制度の相互利用ができるようにしたい」と答えます。パーキングパーミット制度は、障害等を持つ人が所有する「車」ではなく、その「人」に対して利用証を出す制度です。全国で相互利用が出来るようになれば、旅先でレンタカーに乗るときでもこの利用証を示すことで、気兼ねなく身障者用駐車場を利用することができます。最後に「もっともっとやりたいことはたくさんあります。きょうの受賞を励みに、みんなが住みやすいまちづくりに向け、さらに取り組みを進めていきたいと思います」と力強く語りました。

 以上、現場からお伝えしました。
「現場からお伝えします」トップに戻る トップページに戻る
Copyright 2006-2012 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断転載することを禁じます。