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報道機関に発表した知事のコメントです。

平成22年3月10日 普天間基地移設問題について(テキスト・動画)
記者会見【動画】(7分48秒)

○知事
 それでは、普天間空港の関係について、皆様にご説明申し上げます。
 3月8日に、社民党から、政府の検討委員会に提出された検討案の中に、佐賀空港が含まれている可能性が高いということが、今日、判明をしました。
 これまでは、私どもが社民党の県連を通じて確認していたことは、社民党としての、そこはそのような判断をしていないということでありましたが、社民党のサイト、そしてそこからリンクが張ってあったブログ、そういったものを確認するなかで、この可能性が高いということがわかったものでございます。
 佐賀空港は、地域の発展のために、民間航空機による利用を前提として整備をしてきた空港です。このような歴史的な経緯から考えますと、米軍機による使用を認めることは、県民の理解が得られないと考えていまして、私たちとしては反対と言わざるを得ないと考えています。
 これから、政府の検討委員会の中で作業が始まることになると思いますが、もちろん、沖縄の負担軽減、普天間基地がそのまま残るということがないようにしなければいけませんが、この佐賀県民の気持ちを汲んで、検討を進め、そして安全保障に責任を持つ立場として、責任ある判断をしていただきたいと思います。私からは、以上です。
○記者
 幹事社の佐賀新聞です。可能性が高いと判断した理由ですけれども、ブログ等で確認ということでしたが、具体的にはどういうことが確認できたのですか。
○知事
 そのブログの中に、社民党が、というか正確に言えば、社民党から選ばれている委員の方が、というべきかもしれませんが、その検討委員会に提出された資料が、恐らくそのままだろうと思いますけれども、載っていたんです。
 それをみると、佐賀空港の名前は出てきておりませんけれども、これまで、A案、B案、C案というのが書いてあって、そしてこれまでに検討してきたところも、そこの中には含めるみたいな、そういう書き方がしてありました。具体的な地名については別添と書いてありまして、さすがにその別添はなかったわけでありますけれども、これまで、何度かにわたって、各報道機関の方から情報が流れ出てきていたその内容と、今回の話が一致するものですから、少なくとも、それが今回検討されようとする対象としてなのか、それとも、過去に名前が挙がったものとしてリストアップされているだけなのかはわかりませんけど、少なくとも、こうした検討委員会の中に、資料として、佐賀空港というものの名前が含まれる可能性が高いのではないかと判断をしてわけでございます。
○記者
 具体的には、不採算の地方空港等という表現も含めて、ということですか。
○知事
 不採算の地方空港には入らないと思っているんですけども。地方空港は圧倒的にほとんどが不採算ですし、地方でない空港、例えば福岡空港も100億円くらい赤字ですし、空港そのものが赤字ですから、不採算の空港だからそこに上がったということではないだろうと思うんですが、いずれにしても、これまで、幾度となく、この社民党の検討の中では、佐賀空港の名前が出たり消えたりということが続いていましたので、まぁ、そういうことではないのかなと思ったという次第です。
○記者
今回正式に反対を表明されたということはですね、社民党がある程度、私案を含めて、正式に俎上に上げたからだという位置づけでよろしいですよね。
○知事
 はい、そうです。これまでは、言わば、噂の粋を出ていなかったということもありますし、私は今でも、有明佐賀空港が普天間基地の代替機能を果たしうるのかという点については疑問に思っています。ただそれは、安全保障に責任を持つ立場の国において主体的に検討がなされると思いますので、それについては深くは申し述べませんけれども、まさかないだろうと思っていたわけでありますけれども、それが、今日までに、こういう可能性があるということが明らかになったということで、佐賀県としても、これまでと全く同じ立場ではいられない。今までは、噂だった。今日、この時点では、いわば当事者の一人になったということではないかと思っています。
○記者
 今後の対応ですけれども、社民党県連、政府含めて、どういった県としての対応とられるのですか。
○知事
 まずは、今日、こうして、皆様方を通じて、県としても反対という意思表明をさせていただきました。議会にも、既にこのことはお伝えしてありまして、すべての議員に、このこともお伝えしてございます。これによって、まずは、佐賀県の考え方というものが明らかになったと思っております。まずは、こういう地元としての態度を明らかにしたことで、必要としていることは足りているのではないかと思いますが、議会においても、このことについて、決議案をまとめる方向での議論もなされていると伺っておりますので、今後の対応については、議会とも協議をしていきたいと考えております。
○記者
 社民党なりに抗議をするという考えっていうのはありますか。
○知事
 そこも含めて、そこは社民党の県連とも話をしていきたいと思います。私どもとして、今日、こうしたかたちで正式に出ていけば、それが佐賀県の意志だということがちゃんと伝わると思っておりますし、どこまで本当に、真剣に、議論がなされるのかということが、正直言って見えない。社民党の県連の方からも、そのことについて確認をされていていただいているようなんですが、個別の名前については、一切、そこはコメントできないという、協議の中身についてもお話できないということのようでございますので、そういう中で、社民党の本部やそうしたものについて考え方を伝えるということが、どれだけ意味があるのかということもあろうかと思いますので、そこは社民党の県連とも相談をしてみたいと思っております。
○記者
 すみません、大分の知事など、既に同様に名前が挙げられているとされるところの知事の人で、強い不快感や反対を表明してる人もいますけど、そういった地域の知事さんたちと、例えば連携をとって、反対の声を上げていくとか、そういうことも考えていらっしゃるわけですか。
○知事
 それは考えません。少なくとも、今、政府の方で真剣に普天間基地の機能をどうやって代替するのかということについて真剣な議論がなされているわけであります。そういう中で、反対する人たちが集まってやると、運動をおこすことは考えておりませんで、私は佐賀県の知事として、この有明佐賀空港については、これまでの経緯からしても、機能を担うということは合わないということを申し上げている訳で、佐賀県は佐賀県としての動きをこれからもしてまいります。
○記者
 公式、非公式なしに、いずれにせよ、そういう何らかのアプローチというのはあっているのでしょうか。
○知事
 いや、ございません。公式、非公式を問わず、こうしたことについて、アプローチはございません。
○記者
 問題のブログの文章を、知事がお知りになったのは、今日のことですか。
○知事
 今日のことです。
○記者
 今日の午前?
○知事
 そうですね、今日の午前です。


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