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報道機関に発表した知事のコメントです。

平成23年6月2日 内閣不信任案否決を受けての知事インタビュー(テキスト・動画)


知事インタビュー【動画 YouTubeへ】(6分56秒)

○記者
 本日菅総理が震災の対応で目途がついた段階で退陣すると表明されました。
 また、その後の不信任案についても反対多数で否決されました。一連の動きを受けてどう受け止めていらっしゃいますか。
○知事
 総理が民主党の代表として代議士会でご発言される様子を私もみておりましたけども、正直に言って、辞めるとおっしゃったのか。続けるとおっしゃったのか分かりませんでした。目途がついたら辞めるというものが、目途が付くまでやるということなのか。それとも辞めるということに力点があるのか。正直言って分かりにくかったというところが、非常に正直な感想ですね。
 一見これで落ち着いたかのように見えるわけですけども、そう遠くない時に辞めるってことをおっしゃったということでもある訳で、となると実は、その選挙を行うとか内閣を総辞職するとかいうことよりも長い空白が生じてしまう可能性があるということが、今日の結果ではないかと思います。
 ま、繰り返しになりますが、お辞めになるというのがメインなのか、続けるというのがメインなのか、そこはとても分かりにくい一日だったと思っています。
○記者
 こういうタイミングで不信任案をだした野党の対応については、どのように思いますか。
○知事
 そこは、もう放っておけないという感じだったんだろうと思います。この間の政府の対応や総理ご自身の対応について、特に野党から非常に厳しい指摘が出てきたのは事実ですから、そこは国会の終盤の時を見計らって不信任案をだすということ自体は、それはまあ、野党の戦術としてはあるんだろうと思っています。
 ですから、そこについては私は格別の感想はありませんが、一番困るのはやがてお辞めになる総理が、どれだけお力を持っていただけるかということなんですね。君臨すれども統治せずみたいな感じになってしまって、私どもとしては、一刻も早く判断をしていただきたい。
 もちろん原子力発電所のこともありますけれども、それ以外に例えば、もう皆様もよくよくご存じと思いますが、今月末には税と社会保障の関係のことについても 政府に対して報告がなされる予定になっています。子供子育てシステムもそうです。
 このようにして、世の中が震災と原発だけで動いていたんではなくて、我々の社会の将来を左右するような大きな政治的決断がなされようとしている時期なんですね。そのタイミングで総理がお辞めになるということをおっしゃっているということは、この大切なことは新しい総理が判断するのかそれとも自分がそこまでやるということなのか、それもよくわからないなと思っていて、仮に自分がやるということではなく次の人にということになれば、これはその1月ではすまない空白が生じていくことになると非常に心配しています。私は総理がどれぐらいの期間を考えておられるかわかりませんけども、とにかく自分は辞めるからそれまでは一緒にやっていく、最後の最後まできちんとやるということをぜひ大きく宣言をしていただきたいと思います。そして何より自分が辞める最後の日まで総理としての責任を100%達成するということをぜひ言っていただきたいと思います。それがこの結果が出た国民の期待に応えることではないかと思っています。ちなみにいろいろ調べてみると、私が調べた限りですけど、辞めると退陣表明をして実際にやめるまでに一番長かったのは、おそらく竹下内閣のとき、竹下総理が消費税の法案の成立と引き換えに自分が辞めるからと言われた時ではなかろうかと思います。あのときは4月の下旬に辞めるとおっしゃって、実は辞めたのが確か6月ぐらいで、ひと月ちょっとぐらいあったと思うんですね。これがいちばん長かったのではないかなと思っていますけども、一番長くてそれくらいなんですよ。ですから、今回、菅総理が目途がついたらとおしゃっている長さというのが、憲政史上最長のものになるのか、あるいはその範囲内でおさまるのかということが一つの私の関心事なのですけども、どれだけの期間になろうとも最後の一日まで全力を出し切っていただきたいと思っています。以上です。
○記者
 道筋という中にはやはり原子力の問題もあるのでしょうか。
○知事
 原子力の問題についても、先般の全国知事会議のときの総理のご発言においても原子力発電所自体をどうしたいのかということについては詳しく聞くことができなかったとも思っていますし、もちろん震災対策もありますし、さっきから言っているように税と社会保障をどうするのか、共通番号をどうするのかこうしたことについてもしっかりとした総理としての必要な責任と仕事は最後の一日まで果たしていただきたいと思います。
○記者
 民主党になってからですね。ほぼ1年交代で総理はかわっているのですけれども、次の総理、次の内閣にはどういうことを期待したいのか、どういう内閣になってほしいですか。
○知事
 やっぱり力強い内閣ですね。リーダーシップのある内閣、物事をきちんと決められる内閣、逃げない内閣。我々が頼りにしたくなるような内閣、ぜひ期待したいと思います。
○記者
 諫早干拓問題も宙ぶらりんになっているように思うのですが
○知事
 宙ぶらりんになっていると思いたくないので、なっていませんと答えるようにしています。これについても事務的に長くなっている認識を私はしていますので、その事務的に長くなっているという範囲でおさまるように1週間か10日間ぐらいでぜひ出していただきたいと思っています。ちなみに非常にコストがかかるという話をされていますけども、ぜひ私どもの話も聞いていただければと思います。それほど多くの額をかけなくても対策はできると我々としては思っている部分もありますので、そういったことについてもぜひ意見交換でもさせていただければと思います。
○記者
 それは菅総理の間に決着したいと。
○知事
 したいです。はい。
○記者
 浜岡の判断で説明できる人がいなくなるという状況になる可能性があるわけですけども、これから説明を求めていきたいというずっとこうやってしているお立場としてはどう思われますか
○知事
 ですから総理の間に説明をしていただいて、きちんと知りたいという県民・国民の期待に応えていただきたいと思います。

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