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平成23年6月27日 諫早湾干拓訴訟長崎地裁判決及び玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民説明会に関する知事インタビュー(テキスト・動画)
![]() 知事インタビュー【動画 YouTubeへ】(8分37秒)
<諫早湾干拓訴訟長崎地裁判決>
○記者 本日、長崎地裁が、タイラギなどの漁業と干拓工事の因果関係を認めないとの判決を出しました。確定した福岡高裁の履行に向けて、開門方法の検討に入った段階での判決でしたが、どのようにお考えですか。 ○知事 一言で言えば、意外だということにつきると思います。そして残念に思います。福岡高裁の判決が確定して、いよいよ開門に向けてのプロセスが始まった時でありましたから、私たちも正直言って、今日の判決は、開門に向けてより進むバージョンと、これまでの姿勢が維持されて、原告の訴えが認められるっていう、そのイメージかなと思っていたところでした。それだけに、その予想を覆す結果になって、本当にびっくりしているのと、残念だというのが正直なところです。 ○記者 長崎県との関係なんですが、この判決を受けて、より対立が深まるという懸念もあると思うんですが、その点はどう思われますか。 ○知事 私たちは、長崎の県民の方や県庁とか議会とかと対立したいというふうには思っていません。この有明海という海を諍いの海から和解の海へ、そして有明海の再生にというのが私たちの目標ですから、この判決が出たからといって、いたずらに争いを深めていくということは望んでもいませんし、そうはならないと思いますけども、とにかく私も判決の要旨を読んでみました。読んでみましたが、その有明海の再生のために開放せよということを命じた福岡高裁とは、全く違った観点にたっておられると印象を非常に深く強くもっています。長崎県と対立を深めていくというよりは、私どもは、もう既に判決が確定して、政府の方でもプロセスを進めていくということを約束している福岡高裁判決に沿った形で、淡々と手続きを進めていくということをやっていきたいと思っています。 ○記者 確定判決があって、プロセスは粛々と進められるべきだし、多分そうなると思うんですけども、長崎県側の同意を得る上で、ちょっと今回の判決が、長崎県側を強固にするかなという印象があるんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○知事 それは、長崎県側は元気になるでしょうね。なぜこうするんだっていう主張を強められるだろうと思います。この諫早湾、有明海の訴訟は、いろんな意味で意外性の連続で、3年前の今日でしたか、佐賀地裁で判決が出たときも、私どもからみたらある種の新鮮味のある判決だった訳ですけども、この6月27日という日に、こういう私どもからみたら、意外な判決が出、福岡高裁の判決も、ある意味、事前の予想とは違ってた部分もありましたので、とにかく裁判所としても、どういう人が何を訴えるのかということによって、出す判決が違ってきていることなのかなぁという印象を持っています。それだけに難しいことなのかもしれませんが。今回の判決はただ地裁レベルなので、原告団の方がどうされるかということもあるかと思いますが、いずれにしても、私どもは、確定した判決をよりどころにして進めていくと。少し厳しい状況が出て来ると思いますけれども、私どもはとにかく有明海の再生を一日も早く実現したい、そのために中・長期開門調査が必要だという基本方針を変えずに、これからもしっかり進めていきたいと考えています。 <玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民説明会> ○記者 昨日の国主催の説明会を受けて、今日委員会の場で、県主催での説明会の開催の意向を示されましたが、どのような形で、どのような長さでという所に関してはどうお考えでしょうか。 ○知事 どれくらいの時間やるかというのは、まだ決めてません。基本的には昨日やったものが時間が短かった、もっと知りたいと思ったけども、それができなかったっていう声が参加者からありましたんで、私どもも見てて、どうでしょう、7人の方がやりとりされたの2、3回だったかもしれないなとも思ってるんですね。それではもっと言いたかったことも足りなったっていうことも確かにあるかなあと、そういうふうに思って、じゃあ、いわば続編をやりましょうっていうことで、前回は国にやっていただいて、国は国としての説明責任を果たせっていうのが我々の主張でありますから、もういっぺん国にという手もあるんですけども、今度は、私どもが主催をすることによって、やり方や内容について自分たちで主体的にやっていくことができる、そのことがプラスになるんではないかと思って、県主催でやるということを決断をしました。いいものにしていきたいと思っています。 ○記者 時期については。 ○知事 議会でも申し上げましたが、7月のなるべく早くやるというお話でもございましたんですが、場所が取れるかという問題もありますし、数百人の人を集めるということになると、その手続きということも必要になってきますので、現実問題としては来週になるんだろうなと、来週中にできればいい方という感じではないかと思っています。来週中ということは、だから4日の週ですかね、月曜日が4日の週にできればということかなと思って、今いろんな所を当たり始めているところです。 ○記者 出演者の方は一応その前の7人の方にとりあえずは出ていただいて延長戦をやるというふうな。 ○知事 私のイメージはですね、一からまた緊急安全対策って何ですかっていうところから始まったら結局同じようなところまでしか行き着かないので、今回を始めるときには、ある程度のところまではわかっていただいて、ただ、技術的なことがわからないと参加できないという感じではなくてですね、議論のレベルは非常に分かりやすくしていきたいというふうには、私の気持ちの中では思ってますけども、基本的には前の人たちに参加していただければなというのが私のイメージです。ただ、昨日、かなり、なんか、あの、いわゆる反対派といわれている人たちに、プレッシャーかけられてたみたいなんで、それがやっぱり一般の県民の方からするとですね、やっぱり非常にプレッシャーになったというか、やっぱり厳しい部分があったということはあるんだと思うんです。もういっぺん出ていただけるかどうか、ちょっと不安なところはありますけれども、まあ、ちょっと、これ変わるかもしれませんので、そう確約したとは言わないでほしいんですけど、私のイメージとしては、その、昨日の続きというか、さらに議論を深めていくことができれば、それを公開の場で皆さん方にも生で見ていただいて、そして、時間が許す限りにおいてですね、そういうこう会場の声ともやりとりができればということで、どうだろうかとイメージをしているところです。 ○記者 市民団体の人をパネルの中に加えるということは今のところいかがでしょうか。 ○知事 ま、反対とおっしゃる方が入ってますし、こないだ断られてるんで、ということを聞いてるんで、基本的には7人という数がですね、やっぱり多いのかもしれないという気もしてるんですよ。だから、7人のうち何人受けていただくのかわかりませんけれども、例えば受けていただいた方とやりとりをして、その人数が減っても、その分会場とのやりとりを増やすというやり方もあるのかなというふうにも思ってます。現時点での私のイメージですけども。
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