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報道機関に発表した知事のコメントです。

平成23年7月6日 ストレステストの実施の発表を受けての知事インタビュー(テキスト・動画)


知事インタビュー【動画 YouTubeへ】(11分32秒)
○記者
 今朝、海江田大臣のほうが新たな原発の安全検査のストレステストを実施するということ表明されましたけども、まずこれをどう受け止めるのかというのと、予算委員会で菅首相が従来のルールだけではなくて国民が納得する新たなルールづくりが必要との認識を示しています。今後の再稼働の判断の時期がどのようになるのかそこも含めてお願いします。
○知事
 ストレステストを行うこととしたということについては、正直言ってこの時期になって、なんでという驚きがあります。ただ、二重三重のさらなる安心を確保するためにこのストレステストをやるんだというふうに海江田経済産業大臣がおっしゃっていましたけど、その二重三重の安心を確保していくためにストレステストを行うということ自体は、私は歓迎したいと思います。高く評価をします。それとこの予算委員会において菅総理がこれから新しいルール作りをしなければならないということものべられました。またこのストレステストについても再起動まちの順番から優先して行っていくということをいっておられます。こういうことからすると、この再起動のタイミングについて今ご質問がありましたけれども、このストレステストというものが内容とかやり方とかどれくらいかかるのかということが現時点で判然としませんけれども、一般的に申し上げれば、再起動については、このストレステストが終わったのをまってから行うというところが妥当なのではないかと現時点では考えています。
○記者
 菅総理の来県要請というのを考えていらしたと思います。今日の予算委員会等の答弁からすると、その要請自体はまた再考するということになるのでしょうか。
○知事
 要請そのものは議会からの話でもありますので、明日官邸におうかがいした時にはこういう議論があるということはしっかりとお伝えはしたいと思っていますが、ストレステストを行うことになった今、できるだけ早く来ていただきたいとかそういうことにはならないだろうと思うんですね。このストレステストが終わった後、またタイミングを見てその時点で来ていただくのかどうかといったことを議会とも相談しながら官邸の方にもお伝えしていくことになると思います。
○記者
 経産省のほうはさらなる安心のためとおっしゃっていますけども、安全だと言っておきながらもう1回ストレステストをするということは、ひょっとして安全ではなかったのではないかという疑念を抱く県民ないし国民もすくなからずいるかもしれませんが、その点はいかがでしょうか。
○知事
 まあ思いますよね。普通であればそうやってさらにそういうテストをするということになれば、これまで安全だといってきたことが足らなかったからじゃないかというそのご指摘はまったくそのとおりであると思います。私もそこが非常に気になっていたんです。菅総理はそのことについてはなにもおっしゃいませんでしたけども、海江田大臣は今日の囲みでもそして国会の答弁でも安全性については確保できると考えているけれどもさらなる安心のためだということをおっしゃっていました。そういうことであれば目的としては私どもも理解できるところではあります。ただ、私どもはずっと前からこの菅総理と海江田大臣との間にきちんとコミュニケーションがとれているのかということをずっとうったえてきたわけですね。ですから先日こられた際にも総理とはお話しされましたかということを私も尋ねました。終わった後の皆様方の囲みのときにも皆様方の中からも尋ねられた方もいらっしゃったと思います。電話をしてきたみたいな話があったと思います。こういったことを通じて再起動に向けての動きについては総理も理解をしておられる、知っておられるという前提に我々たってたわけですね。しかしそれでも総理があちこちでご発言されている内容が必ずしも海江田大臣とはずがあったほうになっていないものですから、本当にそこがどうなのかということで総理の真意を確認したいということで、我々総理の佐賀へのご訪問をお願いしていたわけでありますけども、今日のこのストレステストをやるということになった結果については、我々佐賀県が佐賀への訪問を要請していたということが1つのきっかけになってこうしたことになったのではないかと自分としては考えています。
○記者
 その関連で、あのとき知事は安全性はクリアーされたということをおっしゃいましたですよね。今となってみてなんですけどあの発言はどういったことだったのかなと不思議に思う県民ないし国民もいるんではないかと思うんですけどその点はいかがでしょう。
○知事
 安全性についてはクリアーされたということは海江田大臣もおっしゃっています。海江田大臣自身が安全性はクリアーしたということをおっしゃったうえで、さらなる安心のためにストレステストをしたいということをおっしゃっているわけです。その意味においては、安全と安心という意味は違うということだと思いますし、さらなる安心という意味においては、例えば中長期の安全対策などもさらなる安心のために行うものであります。ですからよく分からないと思っているのは、今回のストレステストがそういう中長期対策の一環みたいなもので行おうとされているのかそれともこれを行わなければ再起動ができないという前提なのかについてはよくわからなかった部分もあります。ただ、全体のトーンで国会のやりとりを見ていればそれは中長期対策としてではなく短期的に行う対策としての位置づけであるように私は現時点では受け止めをしています。ということであればつまり短期対策、対策ではなくてチェックなんですけども短期的に行うチェックということであればそれはそれを終えてから行うというのが普通の考え方ではないかと思っているところです。
○記者
 先ほど知事ご自身おっしゃっていましたけど、安全じゃなかったじゃないかと不思議に思われても思う方がいらっしゃっても仕方がないとおっしゃいましたけど、そういう方たちに対してご自身があの時点でおっしゃったこと安全性がクリアーされたという発言についてについてどうご説明なさるつもりでしょうか。
○知事
 さっきからずっと言ってますけども、安全性はクリアーされたと現時点でも考えているわけです。要するにさらなる安心のためにストレステストを行うということをおっしゃっているわけで、ですからそれについては私もよく分かりますということを申し上げています。たださらなる安心をというところではあるけれども、それを再稼働の要件として考えられているのか、それとも参考資料的なものなのかそういったことは現時点で分かりません。現時点でわかりませんが、国会のやり取りを見ている限りにおいてはこれは短期のチェックのうちの1つではないかと私は受け止めをしたというものでございます。
○記者
 あのときに安全宣言されたことはおっしゃるのが早すぎたという思いはありませんか。
○知事
 ないです。
○記者
 知事は判断にあたってですね、あとは議会の意向と総理の意向という段階に来ているということでおっしゃっていましたが今日の時点ではどのように考えていますか。
○知事
 つまり総理の意向が今日一部明らかになったということだろうと思います。総理がとはおっしゃいませんでしたけども総理と海江田大臣が会われた次の日の朝にこういう発表があっているわけですから、総理としてはさらなる安心の確保のためにストレステストをやってほしいということを海江田大臣との調整の中でおっしゃったんだろうと思うんですね。そういった総理のいわば本心というかそういった真意が見えてきたということだと思っています。まずはこの点についてしっかりやっていただいたうえで、その次の判断というものをしていくことになるだろうと思っています。

○記者
 まだ総理の真意の、本当のお気持ちの一部だということですか。
○知事
 たぶん一部だと思います。このストレステストというものも、そもそもどれくらいの時間をかけてどれくらいの中身でされようとしているのかも現時点ではわかりません。今回のぶらさがりというか囲みのあった後にすぐ我々は経済産業省に事実関係の確認をしましたけどもその時点では事務方はほとんどこのことについては知らないような状況でした。このストレステストを欧州と全く同じ形でやっていこうとしているのか、それとも日本版ストレステストみたいな感じのものを考えておられるのかも今の時点ではわからない状況でございまして、その意味ではちょっと今先が見えなくなったということではないかと思っています。

○記者
 安全確認宣言をされてですね。玄海町長はさらに容認まで踏み込んでいらっしゃる。海江田大臣がきたときにこのことに県は非常に数か月間たいへんバタバタしているそういう話もありましたけれども、こういう国の対応が違ってくる、二転三転するというときに、梯子を外されたではないですけどもその気持ちというのを。
○知事
 梯子をのぼる前にちゃんとたたいてみててよかったと思います。ずっとこの仕事をやっていればいるほど、本当に総理がどうお考えなのかということを確認しなければ最終の判断をできないと思うようになりました。議会からも同じような指摘がありました。まさに総理の真意あるいは政府としての統一見解がきちんと示されなければ我々としても責任ある判断ができないという立場にたっていたことはよかったなと思っています。とにかくなんでこういう時期になってこうなるのかというのが繰り返し不思議でして、前から皆さん方にも申し上げておりますけれども、いわゆる安全宣言をだされた18日の翌日、総理は官邸でWEB上ですけれども、自然エネルギーに関する総理国民オープン対話というのを行われておられます。そのときには総理は参加者からの質問に対してすなわち原子力発電所の再稼働についてどう考えるのかという質問に対して、自分は海江田大臣と全く同じだということをおっしゃっておられるんですね。そういうご発言を一方でされていながら、今日の予算委員会では全く違っていることをおっしゃっている。本当にいったい何を信じたらいいんだろうかというのが正直なところです。
○記者
 ストレステストの内容、中身はわかりませんけれども、やはり現実的に考えると7月中旬が1つの節目といってたのは、やはり現実的にみると先になりそうな雰囲気、お気持ちというのは。
○知事
 それは現実的には7月中旬というのはもうない、全くとんでると思います。どれだけの内容のものを考えられているのかわかりませんが、EUのテストでみると、検討を開始してから中間報告が出るまで2月半かかっているんですよね。そういう内容になるかどうかはわからないとはいえ、2日、3日で答えが出てくるような話ではないと思うので、時期的なことも含めわからなくなっているということだと思います。

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