平成23年12月27日放送
一年を振り返って、エネルギー政策
|
|
|
|
2011年、最後のラジオ知事室となります。この1年振り返りますと、やはり東日本大震災ということになるかと思いますが。
|
|
そうですね。歴史上まれにみる大きな災害となってしまいました。まだ全てが終わったわけではございません。この災害のことを我々は忘れないということが一番大事だと思っています。佐賀県は震災直後から支援物資や義援金の受付窓口を作りました。全国各地の皆さんが佐賀県の窓口にいろんなものを送っていただきまして、それを被災地にずっと届けていました。引き続き私たちは宮城県の気仙沼市を中心に支援を続けていまして、来年の卒業式、入学式には、県民の皆さんに(義援金付きプレミアム)商品券を買っていただきましが、あれで作ったお金でピアノを寄贈しようということになっています。これからもずっと、支援は続けていきたいと思います。
|
|
震災に伴って原発事故も起こりました。佐賀県内にもいろんな形で波及してきたかと思うんですが。
|
|
原子力発電所の安全性についてより厳しい目が必要だということ、より厳しい基準が必要だということが改めてクローズアップされたと思います。また、佐賀県との関係でいえば、この玄海原子力発電所の再稼働を巡って、私が6月に九電の幹部に面談して、再稼働に向けた話をしたということがありまして、こうしたことについて、数か月の長きにわたって県民の皆さんや議会の方々にも大変ご迷惑をおかけしました。こうしたことが二度とないようにしなければならないと、改めて自分自身反省をしているところです。
|
|
そんな中でも佐賀県内、明るい話題というのもありましたよね。
|
|
サガン鳥栖がJ1に昇格した。これは本当に良いニュースだったと思います。苦労が長かった分だけ、このJ1に昇格した時の喜びが大きかったと思います。我々佐賀県としても、これからサガン鳥栖がJ1で恥ずかしくない闘いをしていくためにしっかりと支援をしていきたいと思いますし、リスナーの皆さんをはじめ多くの方々がスタジアムに足を運んで応援していただく、それがなによりの応援になると思っています。
|
|
スポーツの話題以外でも明るい話題ありましたよね。
|
|
さがびよりという佐賀県の新品種のお米が、いわば日本でbPのお米になったということがありました。お米のおいしさの格付けをする機関から、さがびよりに特Aというランキングをいただきまして、大変うれしいと思っています。また、鹿島市にある酒蔵が作っている「鍋島」というお酒の大吟醸が、今度は世界一になったという嬉しいニュースもありました。佐賀県の持つ、こういうおいしいものを作る力が改めて評価された年だったと思います。
|
|
最後に、原発も九州内全て一昨日止まりました。原発に限らず、エネルギー政策というのを考えなければならない時期にきていると思うんですが。
|
|
前々から訴えているところなんですが、原子力発電はどうあるべきなのか、どうすべきなのかということももちろんなんですが、我が国全体のエネルギーをどう供給していくのかということについて一日も早く国にお示しをしていただかないと、産業も暮らしも非常に不安な要素が続いていくことになりかねないと思っています。 つい先日には、九州電力の火力発電所、相浦の火力発電所でトラブルがあって止まってしまっています。こうしたときのためにも、本当は予備電源が必要なんですが、今はできない状況です。もちろん、簡単に原子力発電所を再稼働させればいいという問題ではありませんが、再稼働についても道筋を、国は再稼働させるのかさせないのか、また、どういう手続きでいつごろやっていくのか、そうしたことについてしっかりと説明をしていただかないと、本当にこれからどうなっていくんだという不安な気持ちで新年を迎えなければいけないということになると思います。一日も早く、どういう形でエネルギーを供給していくのかという全体像を政府において明らかにしていただきたいと思います。
|