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NBCラジオ「ラジオ知事室」の放送内容から、県政に関するものを掲載しています。

平成23年7月26日放送
放射性セシウム汚染牛肉に係る県の対応、菅総理大臣の謝罪発言
記者
 放射性セシウムに汚染された可能性がある稲わらを食べた牛肉が全国に流通している問題で、県の対応状況を教えてください。
知事
 県としては、稲わらそのもの、そして稲わらを与えられた可能性がある牛肉の流通、この2点について調べをしてきています。そしてわかり次第発表をしています。県内で現在確認できているところでは、(食品衛生法の)暫定規制値500ベクレルを上回っているようなものはないということになっています。初期に出荷されたものについては、もう消費されてしまっているものもあるだろうと思っています。いずれにしてもルートをたどっていって保管されているもの、あるいはまだお店で販売されていないものについては、とにかく販売されないようにしっかりと管理をしなくてはいけないと思っています。500ベクレルという暫定規制値なんですけれども、これを超えたものを仮に食べたとしても、そのことが直ちに体に異常をきたすものではないということは政府も繰り返し言っていますし、私もそれは理解できるところです。たくさん長期にわたって食べたというのであれば、それはそれで一つの問題だと思いますけれども、一時的に食べたからと言って、なにか体に影響がでてくるものではないと私も思っておりまして、どうかその点について、牛肉はもう食べないようにしようとか、そういったことはしていただく必要はないと考えているところです。
記者
 菅総理が、昨日の参議院予算委員会で、謝罪をしたいという意思を示されていましたが、その発言についてはどのように受け止められていますか。
知事
 国会という正式な場で、謝罪したいということを、時の総理が表明されたこと自体は、その気持ちは受け止めなくてはいけないと思っておりますけれども、知事に対してというよりは、謝っていただくべきは、玄海町長さんに対してなんだろうと思います。玄海町長は、海江田経済産業大臣の言葉を信じて再稼働について理解を示されたわけですね。それに対する謝罪というものは必要だろうと思っています。県の方は、経済産業大臣の判断だけではちょっと心もとなかったので、総理ときちんと話をしてからにしてくれと条件を付けておりましたので、ある意味踏みとどまっていたというところで、玄海町に比べれば、佐賀県の方は影響の大きさというものは、小さかったという風に言えると思っています。ただ、お詫びに来ていただきたいと私どもが思っているわけではなくて、政府に求めたいのは、この原子力政策について二転三転するとか、後になっていろんなものが出てくるというものではなくて、筋の通った原子力政策をあらかじめきちんと示していただきたいということに尽きると思っているんですね。明確な見通しを示していただきたいと私は考えています。元々、総理の来県を求めていたのは、総理ご自身の原子力政策に対するしっかりとした見通しをお伺いしたいということでありました。今回、8月9日に来ていただけるということであれば、それはそれで会わないということはありませんし、準備をしなくてはいけないのかもしれませんが、来るとおっしゃっているわけでもないので、あんまりこっちが前のめりになってもいけないと思っていますが、ただ、現時点で総理がどれだけ明確な話をされるのかというのと、私どもの玄海原子力発電所については、状況がいろいろ変わってきてて、データの計算ミスなどもあって、この再起動に向けての作業が相当遅れるということが予定されています。そういったことを考えると、今この時点で総理になにか確認をしておかなくてはならないものというのはなんなのかなということも思ったりしていまして、現実にいらっしゃるということになれば、その時点で考えてみたいと思います。
   
 

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